ピラティスブログ

・産後ママにおきているからだの変化

大切におなかの中で育ててきた赤ちゃんが誕生したあと、子育て奮闘中のママさんのカラダの中はどうなっているの?

きっとそんなことを考えている暇もないくらい忙しくて必死かもしれませんしお子さんの体調のことの方が気になるとは思いますが、少し自分のカラダに目を向けてみてください。

赤ちゃんがからだの中で育っている時、

・胃腸などの内臓は圧迫されて狭い所に追いやられ

・重たいおなかを保つために反り腰でバランスを取り

・出産を通して骨盤が広がりゆがむ

・骨盤底筋のゆるみで子宮や胃腸が下にさがった状態

出産前後ではこんなにもからだが変わっているんです。
このままの状態では、睡眠が思うようにとれず忙しい毎日の中でさらに疲労の蓄積は進んで回復にも時間がかかります。

ホルモンによって開いた骨盤を元に戻す自然治癒力も女性にはありますが、その前に自分の力で整えることが理想です。ある程度元に戻っても留めておける筋力も必要だからです。

お子さんをだっこしたり、おんぶしたり、お風呂に入れたり、常に力仕事でハードワーク。
しかし骨盤や背骨がゆがんだ状態でのルーチンワークはさらにゆがみを悪化させ、極度の反り腰や巻肩・猫背の原因に。

ピラティスには出産を通して変化の大きい骨盤と骨盤底筋群をリセットするエクササイズがたくさんあります。

わたしたちのカラダは骨盤から背骨が積み重なり、骨盤から脚が伸びています。
その基礎となる骨盤をそのままの状態にしておかないように意識を変えていきましょう!

骨盤底筋群のゆるみは脱腸のリスクもあります。骨盤底筋群のゆるみで子宮の入り口が目視できる人もいると知り合いの看護師さんが言っていました。そこまでひどくならなくても若いうちでも尿の切れが悪くなることは多くあります。

出産という一大事(?)を乗り越えて、今もさらに頑張っているスーパーウーマンのママたちへ

家事育児、毎日を全身全霊で過ごしています!その多くはお子さんのため、家族のために。
ただ「みんなそうだから」ではなく、「じゃあ私は変わらなきゃ!」と自分が元気でいるためにも自分と向き合う時間を作ってあげてください。

スーパーヒーローの健康は守りたい人へのためのものでもあります。

自分のために時間を使うことは悪ではない!

ピラティスを知ることでフィジカル面で家事育児・お仕事の疲労蓄積を予防することに繋がっていきます。