未分類

・巻肩かも??姿勢改善のヒントに!

自分で姿勢が悪いと思っている人の中でよくお話を聞くのが「猫背」です。でも、猫背と一緒に気づいてほしいことが「巻肩」です。背筋が伸びていて姿勢がいいと思っている人の中にも巻き肩の人もいます。

巻き肩=肩甲骨が前に傾き、肩が前に歪んでいる状態
猫背=背骨の胸の部分(胸椎)が大きく曲がっている状態

巻き肩がよくならないと猫背になりやすくなります。
猫背になると首・頭が前に出て、骨盤は後傾し、膝が曲がってきます。

姿勢を良くしようとして胸を張ると腰がそりませんか?
胸の前が硬く伸びないので胸を前に張ろうとすると代償動作として腰を突き出す形になります。
これでは正しい姿勢とは言えませんよね?

巻き肩になると呼吸が浅くなり、呼吸が浅くなると頭や身体に酸素が回らずボーっとする状態が通常となってしまいがちです。
自律神経の乱れる原因にもなったり、肩首回りが凝り固まり血行が悪くなって慢性的な肩こりやめまい、頭痛を引き起こす可能性もあります。
腕をまっすぐ上げたいときに耳の横まで上がりきらないこともあるため
生活の動作(上のものを取る、ドライヤーで髪を乾かすなど)にも負担がかかります。

巻き肩の原因の一つとして、小胸筋の硬直があります。小胸筋は大胸筋の深部にある筋肉で、肩甲骨を下方回旋させるときにも使われます。

肘を曲げて後ろで手を組みたいとき、肩甲骨の下方回旋がはじまります。背中を書きたいときや、洋服の背中側のファスナーを下すときなどに作用します。

そこで小胸筋が硬くなっているとうまく作用せず、肩が前にでて肩甲骨や肩回りが詰まった感覚になります。左右差も感じられると思います。

こういった肩関節・肩甲骨が動かないときなど、どこに原因があるかは必ずしも動かない部分ではないことを知っておくと、ストレッチやトレーニングの幅も広がってきますよ!

巻き肩かどうかをセルフチェック

【鏡の前で正面を向き、肩と腕の力を抜いてまっすぐ立ちます】

このとき、鏡に映っている手はどこを向いていますか?

手が体側にあり、手の甲が外を向いていれば正常です。
もし、手が前ももあたりに来て手の甲が鏡に見えていたら巻き肩の可能性があります。

私自身も右の肩が前に出ていることに気づき、やはり右の肩甲骨が動きづらくて後ろで手組むことに違和感がありました。
肩甲骨や肩が凝り固まっていると思って一生懸命背面をほぐしていましたが、小胸筋のストレッチやマッサージで肩甲骨の動きがよくなったと感じられました。
二の腕のトレーニングでも肘を曲げて腕を後ろに持っていくことができず、ほとんど二の腕に効いているとは思えず、むしろ肩や首がの詰まりが気になってトレーニングに悔しさが残っていましたが胸前のストレッチを初めてからは、トレーニングもやりやすくなり「こんな部分使えるの!?」と自分でも驚くようになりました。
肩甲骨の動きもよくなったので、ズンバのレッスンでもダイナミックに見せられるようになりました。
バストトップの位置も上がり、脇のぜい肉も少なくなりました!

いいことずくめの小胸筋ストレッチ。早速取り入れてみませんか?